“実例から学ぶ” ④
こんにちわ。ブログの更新は10日に1回以上と思っていても、アッという間に月日が過ぎてしまいます。。
さて、今回は「住宅ローン控除を最大限に利用する方法」について書きたいと思います。
皆さま、2020年は住宅ローン控除が13年間(以前は10年間)ということを御存じでしょうか?
まず住宅ローン控除を簡単に説明させていただくと、
住宅ローンを組んだ金額(年末元金残高)の1%が13年間返戻されるというものです。
※例えば4000万円だと初年度は40万円で、支払いと共に毎年末の元金残高1%が
13年目まで戻ってきます。(ただし、返戻金以上に所得税・住民税を支払っていることが条件)
消費税アップに伴った施策ですが、増税前か増税後どちらが得かという話を頂くなかで、
私個人の見解としては、土地には消費税がかからないため、
平均値としては増税後の方が金額的負担は軽いと思います。
また期限付きですが、すまい給付金や贈与税非課税枠の緩和もあります。
最大限に利用するには、融資を受けるタイミング(=建物引渡し)が今年12月となります。
また、低金利と言われる昨今、金利1%を切っていて、銀行の保証料や手数料など
細かな条件はありますが、頭金を無理に出さずに、借入可能額以内で借りて、
住宅ローン控除の恩恵を受け、繰上げ返済を14年目に行うのがベターかと思います。
ご参考になれば幸いです。
細井 達良
●次回の“実例から学ぶ”シリーズは「建物の坪単価における矛盾について」です。
2020年02月13日 21:42