“実例から学ぶ” ⑫

こんにちわ。

先日、お客様から全館空調について相談がありましたので、その内容を書きたいと思います。

まずは全館空調の説明をさせていただきますが、
各室を局所的に冷暖房するのでなく、トイレ・廊下・洗面所まで家全体を一つの空間として冷暖房するシステムです。

言葉だけ聞くと、冷暖房費が高くなりそうという印象を持たれるかと思いますが、
以前のブログで書いた断熱性と換気が整っていれば、
24時間まわしっぱなしでも月々の電気代は殆ど変わりません。
(エアコンはつけた瞬間や温度差が激しい時に大きな電力を使うため、常に弱風の方が抑えられます)

ひと昔の全館空調はデメリット(故障した時の修理代・メンテナンス)も多かったですが、
最近はルームエアコンと同仕様のため、強いて言えば設置費が懸念点かと思います。

梅雨を明ければ、真夏が来ます。
外から帰ってきたとき暑い部屋を急激に冷やす・風呂あがり脱衣所で汗をかく、
夜寝苦しくエアコンのオンオフを繰り返す等、
不快な所を少しでも無くす上でもオススメします。

ちなみに、相談いただいたお客様は他のオプションを少し取りやめ、全館空調を採用されました。

特に今までマンションに住まわれていた方は、戸建は想像以上に暑い・寒いを感じられると思いますので、
ご参考にしていただければと思います。

細井 達良

●次回の “実例から学ぶ” シリーズは「家具の合わせ方について」です。
2020年07月19日 18:57

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